[2013年10月8日]
近年の中学生を指導していると、違いの極端差に戸惑いさえ感じてしまいます。
?しっかり自分を持っていて、挨拶・ルール・期限等をしっかり守れる(時々守れずに叱られている生徒もいますが)、ひょっとすると”高校生”でも通用する位、素直に成長しているグループ。
?何を言っても、「分かってるもん」「やってるもん」何を指示・指摘しても「分かってるもん」「やってるもん」何を注意・叱責しても「分かってるもん」「そんなことやって無いもん」で、「私が…」「私を…」「私だけ…」と私は「凄い・特別な存在」と認めて欲しいグループ。
?何を言っても「はい」でスルー。何を指示しても「はい」でスルー。何を注意・叱責しても「はい」でスルー。具体的に細かく行動を指示しても「はい」で今まで通り。指示しないで様子を見ていると、何もせずに「キョロキョロ」。幼稚園で先生が次の指示をしてくれるのを待ってる様な状態。
番号を見て頂くとお分かりの様に、間が居ないのです。
?の生徒は、「早く早く、とにかく早く終わらせて。他の生徒に負けないで…」とか「あなたは凄い。偉い。一番」と何でもかんでも褒めて来られた生徒の気がします。
?の生徒は「子どもは宝」「子どもの目線で…」「子どもの意見を…」と神棚の上で育てられたか、可愛くて可愛くて、1歳でも5歳でも10歳でも14歳でも同様に「良い子・良い子」されて今でも生活しているような気がします。
私は、「でしゃばりのお節介」ですから、この生徒の保護者に、現実をお知らせする様にしています。けれども改善される割合は、半分弱です。
いくら「口うるさい塾のおっちゃん」が週に1〜2回叱ったところで、家庭の毎日には叶わないのにねぇ?