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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2013年11月21日]

恐るべし保・小の先生20131121

近年、赤ちゃんの様な生徒が増加しています。
説明してても、聞いていない。「はい」って言ったので説明した直後にやらせると何も書けない。分かっていない。もう一度説明しても「嫌い」とか「苦手」で聞いていない。そのくせ「私は〇〇はできる」と幼稚な初歩レベルの単純作業を自慢する。単純な2〜3個の用語の暗記を宿題にしても覚えて来ない。そこで伝家の宝刀「分かりません」。それが入っていないと次に進めないので絶対覚えて来る様に言うと「はい」。しかし、次週も「分かりません」
もっと凄いのは、注意すると30分でも1時間でも泣き続ける生徒。
原因を突き詰めて話を聞くと、保育所や小学校の先生が、一から十まで準備して指示して、出来て無くても「頑張ったねぇ」と褒めて下さっていたし、お家でも「先生から特別何も…」とか「これ位なら普通だろう」の思い込みで特別我慢も苦労もさせずにいた。
その結果、中学高校になっても「全て先生が言っている音を聞いて、出来ることかやりたい事だけを選択して、正解・不正解は関係無く、身体を動かせば「頑張ったねぇ」と褒めて貰えると信じている生徒。
私はこれを「赤ちゃん」もしくは「子供の目線で子供の意向を…のきれい事の申し子」と心の中で思っています。