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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2014年1月9日]

厳しくしましょうって言うと・・・20140109

前回の内容と繋がっています。
「厳しくしましょう」「我慢させましょう」「嫌でも指示に従う練習をさせましょう」って保護者との面談で言う事が度々あります。
勿論、全員に言う訳ではありません。
「甘やかされているな」とか「我慢させていないな」とか「嫌な事から逃げて、平気で放っておく生徒だな」と思った時だけです。
通常なら、幼児期か小学期にしておくべき躾です。
ところが、できている生徒や半分位できている生徒の保護者からは「はい、是非厳しくお願いします」って言われます。
勿論、必要ありません。
厳しく指示する前に、生徒が一度で指示に従ってくれます。
ところが、0%〜30%の「我慢・従う・無視しない・継続の生徒」の保護者にこれを言うと、殆んどの保護者の表情が曇ります。「私は暴力的な事は嫌いです」とか「私の教育方針は子どもの意見を良〜く聞いてやることです」とか「〇〇ちゃん、どうする〜?頑張れそう?」と、目の前で生徒の意見を聞く方までいらっしゃいます。
当然その場合の生徒の返事は、ほぼ「う〜ん、無理かも…」です。
そりゃそうでしょう。今まで我慢をさせてないのだから、無理ですよ。だから勉強もできないんですよ。
その後、保護者から「やっぱり私の方針と違いますので…。厳しいのは無しで、勉強だけ出来る様にして頂けるなら…」です。
私は「??????、疑・怒・呆・諦・放」しか思いつきません。