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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2014年2月17日]

塾の指導って?20140217

先日、『冬休みに国語で15コマを提案されたので止めた』と近所の有名個別塾から我教室に転塾して来た小学生がいます。
算数の授業をしてみて、「えっ?」って思いました。
数週間前よりも昔の単元内容は殆ど忘れていましたし、前週に覚えて来るように宿題とした「小数の計算ルール」もあやふや。苦しい事、面倒な事、考える事が嫌い。面倒な事と格好悪い事は放っておくと、大人は答えを言ってくれるか、許して「無かった事」にしてくれる。だからそうして来たと本人に問い詰めると白状しました。
「じゃあ、前の塾でも『分からない』と放っておくと先生が、式と答えを言ってくれて、それを書いて丸を貰って『できた〜』って思っていたの?」と聞くと、「うん」と胸を張って答えてくれました。
確かに、生徒が勉強をするかしないかに関わらず、授業をしたのだから「対価」を頂くことはできると思います。
が、明らかに結果(実力)に繋がらない授業方法で対価を頂くことは私には「忍びない行為」です。
「だって生徒が・・・」と言い訳が聞こえてきそうですが、だったら保護者に事実をお伝えして、いくら罵倒を受けようが、改善方法を相談するか、退塾をお勧めする方が親切だと思うのですが・・・。
こんな事をやってるから皆んなから「商売下手」と言われるのでしょうね。
因みに、上記の生徒のお母様には事実をお伝えして、今後の対応方法を指示しました。すると「そうなんですか?ありがとうございます」と言われました。社交辞令のお言葉とは思えないのですが・・・。
また、独り善がりと言われるのかなぁ?