[2014年3月2日]
1年位前に、半不登校で、学校を止めたいと相談に来られた高校生のその後です。
昨日(3月1日)、お母様から「先生のお陰で無事卒業してくれました」とお電話頂きました。
いえいえ、私なんかのアドバイスを真摯に受けとめ実行して下さった事の方が凄い事です。
当時の話の内容としては、お母様は「折角入った受験校、頑張って勉強して良い大学に進学して欲しい」。生徒本人は「人間関係と体調(精神的なもの?)が悪く、退学して新たな道を考えたい」でした。
私の折衷案は「兎に角学校へ行く。遅刻しても赤点とっても良いから学校に行く。勉強はしたければしろ。その気が無ければしなくても良い」でした。
親子とも苦しそうな顔をしながら実行して下さいました。
その結果が昨日の卒業です。
お母様の本心は「やっぱり大学へ行って欲しかったけれど、まぁ卒業してくれたので良しとします。進路も本人の希望を100%受け入れて決めました」との事。
生徒本人も頑張ったのは事実ですが、お母様が「私が口を出さず、子離れする事が、この子の為になると頑張りました」と言われた一言でした。
「お母さん、頑張りましたね」と少し上から目線で失礼ですが、賞賛したいと思いました。