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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2014年4月3日]

こんな裕福な日本で・・・20140403

先日来から、少しだけ縁あって「事情ある生徒」に少しだけ勉強を教えています。
病弱で、薬の影響もあり学校へ行きたくても殆んど行けない生徒です。
初めての日に色々話を聞くと、学校に行った日の内容は完全に覚えているし、教科書を一生懸命読んで、自分なりに考えて理解しようと努力していました。
しかし、どうしても細切れの知識になってしまい、体系的に理解できていない為解けない問題が多いのです。
自分が分かっていない単元も明確で、知りたくて仕方ないのです。
「これとあれの違い」とか「違いを見つけるキーワード」とか「解いていく手順とか組み合せ方法」を説明していくと、あれよあれよと理解して問題を解いてしまいました。
自分の我が侭や甘えで学校を休む生徒が多いこの裕福な日本で、まるで大昔の日本のように、学びたくてもその機会を奪われている生徒がいるなんて・・・。
不思議な感覚になってしまいました。