[2014年4月7日]
私たちの教室では入塾の時に「約束を守らない生徒は叱ります。何度も指示を無視すれば、きつく叱ります。」と宣言します。
殆んどの保護者は「当然です。どんどん叱ってやって下さい」とお許しを頂けます。
「最悪の時には叩いても宜しいですか?」とも付け加えます。
勿論、一切実行すること無く卒業していく生徒が殆んどです。
しかし、時々実行せざるを得ない生徒が現れます。勿論、何でもかんでも直ぐに実行する訳ではありません。
何が問題かを本人には何度も話します。保護者にも面談をして説明します。
生徒本人には問題点を改善しないと実力行使する事も伝えます。
ここまで予告しても生徒と保護者の「無視」や「まさか金を取っておいて生徒に手を…」の過信は止まりません。
段々行動がエスカレートするのでついに実力行使すると、生徒は「生まれて初めて…」の顔をします。
逆に考えると、ここまで何もせずに育ててこられた方に敬意(逆の意味です)です。
その後、数日で殆んど動きがあります。
「子どもが怖がって行きたがりません。私どもの教育方針と違いますので止めさせます」が殆んどです。
入塾の時に確認しましたよね?
生徒の問題行動の時に確認しましたよね?
他人に自分の我が侭を押し付けることは平気な生徒、それを許し他人を無視する事を許す保護者。
だから最初に確認した事も無視されたんだなぁ?
納得のような複雑な気持ちです。
最後に「私たちの教室は暴力を当然とは考えていません。」しかし、何も歯止め無く無茶や無視の生徒に話を聞かせる方法は放り出すことか、実力行使しかありません。そこの所を賢者の読者様ご理解下さい。