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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2014年8月22日]

物分りが良い親って?20140822

最近、「物分りの良さ」を自慢・競っている親をみます。
以前テレビで、友達のように親子がファーストネームで呼びあって、何でも子どもが決めて子どもに自由にさせたら、自立して責任感のある子になったと報道していました。
反面、放っておいたが為、我が侭で非常識になった話はよく聞きます。
どちらが多いでしょう?勿論後者ですよね。
なのに、前者を望む親が多いのはなぜでしょう?
では、「物分りが良い」って何でしょう?
色々考えてみても、私には「子どもの言い分を無条件で全て許す」しか思い付きません。
何故それが格好良いのでしょう?
本当に子どものことを考えるなら、良し悪しを良く見て、ブレーキを掛けたり反対するのが本当ではないでしょうか?
子ども同士が「家の親は物分りが良いのよ」の自慢に言って欲しく、周りの子から「良いなぁ」と言って欲しいとしか思えません。
前出のテレビ報道された親子は稀有な結果なのです。稀有だからテレビに出るし本が売れるのです。つまり通常では実現しないのです。
なのに何故・・・・・・?
私は当に、日本を代表する「古臭い、頑固な、物分りの悪い親父」です。