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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2015年8月12日]

クレームの今昔20150812

夏期講習中でなかなか更新できなくてごめんなさい。
前回の突然の不信な電話の関連の話しです。
昔のクレームには愛があり、商品と会社に良くなって欲しい為の「お叱り・激励」の感じであり、お金を出してでも頂きたい有り難いお言葉でした。勿論、クレームを言う方も続けてその商品を利用していました。しかし、近日のクレームは、相手が決して反撃して来ないのを利用して(小学生か?!)個人の「鬱憤晴らし」や「八つ当たり」に利用されているそうです。
テレビで上手い名づけを言っていました。
「世直し水戸黄門型」と「ちびまるこちゃん友蔵型」だそうです。
友蔵型は、家族・身内の言い分を少しの疑いも持たず、完全完璧に信じきり、いかに無理無茶非常識でも叶えてやる為に突進するタイプです。「家の子、何にもして無いのに先生に叱られたといっています。どうなっているのですか?」のタイプですねぇ。
水戸黄門型は、一定以上の地位・財産・名誉を手に入れた方が、自分の立ち位置を誤解・過信して「私は全て正しい。私は何でも知っている。私に逆らう輩など居ない。これは問題だ。私が正してやらないと・・・」と突然一方的に言って、突然帰ってしまう」タイプです。
私、個人的にはもうひとつあると思います。
「弱い者苛め型」です。
ファミレスやコンビニのアルバイト・パートさんを怒鳴りつけている人を見かけます。
「客だから当然だ」と仰る方もいらっしゃいますが、そんなに完璧な接客をお求めなら、それなりの料金のお店に行かれたら?と思います。
相手が必ず「申し訳ございません」と言うのを知って、敢えて言ってますよね。日常の自分の我慢を「ここぞとばかり」客になった時に吐き出してますよね。
いずれにしても「言わなきゃ損。言って叶えば得」的な、「権利意識」が大嫌いです。