[2015年11月17日]
久しぶりに聞きました。
「先生、チョコチョコっと教えてやって下さい」を。
先日、来られたお母様とお話ししていると、
母「家の子、〇〇ができないんです。よく分かって無いんだと思います」
私「じゃあ、〇〇を基礎から完全にしておかないと、受験で困りますね」
母「ですけど、受験では△△が必要なので、△△もお願いしたいのです」
私「でも、〇〇が出来ないと△△をやっても上達しませんよ」
ここで登場
母「ですから、〇〇をチョコチョコっと教えて貰ったら△△に変えて下さい」
私「変えることは可能ですが、そんなに短時間でできますかね(と、生徒の顔を見ると、首を横に振っている)」
母「多分大丈夫です。〇〇はチョコチョコで△△をお願いします」
どう感じられますか?
勉強は遊びとは違います。チョコチョコっとやって出来るのなら、誰も何年も我慢してやりません。その上、本人が「無理」と意思表示しているのに、「大丈夫です」とは、どういう意味でしょうか?
そのお母様はチョコチョコっと勉強して、好成績と高学歴を手にされたのでしょうか?
羨ましい限りです。
私たちのやってる事って、そんなに簡単にチョコチョコっとできる事に見えたり思われたりしているのでしょうか?
反省しなきゃ!