[2015年11月19日]
昨日、ある中2の生徒と話していた時の一コマです。
私「あなたも頑張って成績が上がってきたし、他に同級生も一緒に来れば一緒に頑張れるのにね」
生徒「うん。私も何人かに声を掛けたら、『〇〇ちゃんの塾って厳しすぎるって言ってた』って返事です」
私「え〜?厳しすぎる?」
生徒「別に〜!」
私「他所の厳しくない塾ってどうしてるの?」
生徒「え〜っと、〇〇塾は宿題して行かなくても、始めに答えを渡されて自分で答え合わせをするから分からないし、△△塾は後の席に居れば何をしていても怒られないし、□□塾は『次は頑張ろうね』で終わりだし〜、◎◎塾は一人でプリントか画面に向かっていればやってることになるしぃ、・・・」
私「ちょっ、ちょっと待って!そんなんで良いの?それが優しい塾?だからここは厳しい塾?そんなに厳しすぎるのなら、あなたも止める?」
生徒「止めません(キッパリ)」
さて、いかがでしょう?
これには続きがあって、お母様が塾で説明を受けると、「家の子はそんなに酷くない。家の子はやってくれるはず。家の〇〇ちゃんには『優しい先生』を・・・」と、少しでも厳しいことを口にすると、二度とお越しになられないそうです。逆に生徒が決める時には、いかに自分が楽かを第一に考え、お母様の承認は「まぁ、通うのは本人だから、本人の気に入った所が一番よ!」だそうです。
厳しくして、必ず結果を出すように頑張っても経営的に苦しい塾。
優しくて、安くて、結果は小数の時の運の人気塾。
時代が今求めているのは後者なんですかね?
私たちは時代錯誤なのか?変わり者(非常識)なのか?
でも私には、そんな適当をやって金儲けをする心にはなれません。
大勢の現代の皆さん、偏屈でごめんなさい(涙)