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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2016年4月26日]

言葉だけが一人歩き20160425

先日、テレビで大変興味深い一コマを見ました。
子…今日、学校行きたくな〜い。
親…何言ってんの。義務教育なんだからそんなことできないわよ。
子…じゃあ、僕、その義務「放棄」する。
こんな内容だったと思います。
突っ込み所が3箇所ありましたけど、お気付きですよね。
まず、義務教育の義務はだれにあるの?です。
そうです。親にあるのです。親は絶対に子どもを学校に行かさなければなりません。子どもの自由で遊ばせて休ませるのは「憲法」違反です。
次に、〇〇だからこうしなさい。とか、△△が言ってるからこうしなさい。の叱り方は無責任です。
親の責任と考えに依ってそれを子どもに言うべきです。自分以外の責任にするのは、後で責任逃れをする為の布石です。
最後に「放棄」ですが、当然できませんよね。権利なら出来たのですが・・・。義務でもできるのなら、だれも法律を守りませんよね。
このように、感覚だけで生活している人や場面が多すぎると感じる今日この頃です。