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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2016年4月26日]

子育てって?躾って?20160426

近年、随分酷い生徒・児童をよく見ます。
お母様方にそのことをお話しすると、「私はチャンと子育ても躾もしました」と仰られます。
では「子育て」「躾」とは何でしょう?
ここからが「塾長の独り善がり」の本領発揮です。
子育てとは、一人では生きていけない乳児を親が育てること(当たり前じゃ。何言ってんの?)です。つまり、子が一人立ちして、自分(親)が死んでも、他人に迷惑を掛けずに生きていく「力・実力」を付けさせる行為です。決して「餌を食わせて、寝かせて、体を大きくさせる」だけの行為ではありません。
つまり、親が「やったか、やったつもりか、私は言ったか、子どもが『はい』って言ったか、私は悪く無いか、『だってぇ主人が非協力的か」は全然関係ないのです。
子どもが「できたか、できるようになったか、一人で生きて行けるか」が全てなのです。
方法や時間や手間は子どもと親によってマチマチです。
最近多いのが「私は言った(一度言っただけでチェックもしない)、できないのはこの子が悪い。私は悪くない」と機械に向かっているような言葉を言われる方です。
パソコンの「クリック」とは違うのです。
作り方も産み方も原始のままでしょ?だったら育て方もその通りの筈では?
次に躾です。
育ては「最低限」を身に付けさせることでした。
躾は「美しさ」を求められます。
「素直に完全に聞く。素直に受け取る。素直に実行する。周りとの違いに気付くetc,」です。
これが大変なのです。これこそ「親の背中…」しかありません。
私たちの仕事は、勉強を教えることです。分からない・出来ない生徒に説明をすることです。けっして「子育て」や「躾」の代行業ではありません。お家でキチンと「子育て」と「躾」をしてからお連れ下さい。
で〜〜も、最近。何か。無料で子育てと躾ばかりやらされている気がしています。
私の思い過ごし?