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早稲田育英ゼミナール
喜多見教室

[2025年9月18日]

理科の電流の学習ポイント


定期テストが近づいてきました。

理科の電流について学習のポイントを挙げてみます。
ぜひ参考にしてください。


★ 理科「電流」の学習ポイント

1.基本用語と記号をしっかり覚える


電流(電気の流れる量)…アンペア(A)
電圧(電気を押し出す力)…ボルト(V)
抵抗(電流の流れにくさ)…オーム(Ω)
電力量(消費された電気の量)…Wh(ワット時)など

※ 記号の対応(I=電流、V=電圧、R=抵抗)は必ず覚えておくこと!


2.オームの法則を使いこなす

オームの法則: V = I × R
(電圧=電流×抵抗)

この公式はとにかく重要!
ただ覚えるだけでなく、次のように変形できるようにしておこう。

I(電流)=V ÷ R

R(抵抗)=V ÷ I

計算問題では、この式を正しく使えるかがポイントになります。


3.直列回路と並列回路のちがいを理解する

◆ 直列回路の特徴

電流:どこでも同じ

電圧:分かれる(合計すると電源の電圧と同じ)

抵抗:合計する(R₁+R₂+…)


◆ 並列回路の特徴

電流:枝ごとに分かれる(合計すると電源と同じ)

電圧:どこでも同じ

抵抗:逆数の合計で求める(やや上級)

図を書いて、回路の流れを視覚的に理解するのがコツ。


4.実験問題では「法則」「操作」「結果」の3点セットを意識する

例:オームの法則の確認実験

法則:V = I × R

操作:抵抗を変えながら、電圧と電流を測定する

結果:電圧と電流が比例する → オームの法則が成り立つ

実験の手順や目的、使った器具(電流計・電圧計・抵抗器など)をセットで覚えると◎。


5.電流計・電圧計のつなぎ方を理解しておく

電流計⇒回路に直列につなぐ…電流の大きさ
電圧計⇒回路に並列につなぐ…電圧(電位差)

※ 実験や図でよく出るので、間違えやすいポイントです!


6.よく出る応用ポイント

豆電球が明るい/暗いのは、電流の大きさで決まる

直列つなぎの豆電球は、1つでも切れると全部消える

並列つなぎなら、一部が切れても他はつく

このあたりは日常生活と結びつけると理解しやすいです。


🤏 まとめ:電流分野の勉強の進め方

用語と記号を正確に覚える

オームの法則を使って計算できるようにする

回路図の理解・描写ができるようにする

実験の目的・手順・結果のセットで理解する

応用問題(回路の変化・明るさの変化)も演習で慣れる


以上、参考に学習を頑張りましょう!