[2013年5月2日]
今はまさにゴールデン・ウィーク真っ盛りですね。
ですが、今年は中3日が平日なので、
平年と比べてまとまった休みを取りにくいかもしれません。
悲嘆にくれる方々も多いのではないでしょうか。
ところで、この「ゴールデン・ウィーク」。
海外で「Golden weekなので旅行しています」と英語で言っても通じません。
そう。実はこの言葉は日本人の作った和製英語なのです。
このゴールデン・ウィーク言葉の由来は様々あります。
?その昔マルコ・ポーロが「黄金の国ジパング=日本」に来日したのが5月の頭であったことから
ゴールデン(黄金)・ウィークになった
?映画会社の専務が5月の頭に放映された映画は、
盆暮れ正月に放映される映画よりも売り上げが多くなることから、
テレビで最も視聴者率がとれるゴールデン・タイムにちなんでゴールデン・ウィークにしたとか、
色々な説があります。
他にも和製英語は、沢山あります。
例
■「サラリーマン」。
英語で書くと「Salary man」となり、給料人間となってしまいます。「OL(office lady)」という言い方も日本独自のものです。英語圏では一般的な社会人は男女問わずoffice workerといいます。
■「ガソリンスタンド」
スタンドは「売る店」という意味を持っています。
そこから「ガソリンを売る店」=ガソリンスタンドという和製英語が生まれました。
正しくはgas stationもしくはpetrol station(ペトロール)といいます。
■「チャック」
チャックというのは日本のメーカーの商標名です。
某ファッション雑誌でも有名ですね。
正しくはzipper(ジッパー)。
日本語で言うファスナーもジッパーになります。
■「ダンボール」
正しくはcardboard(カードボード)。
ダンボール箱と言う時は、boxをつけてcardboard boxといいます。
引越しにおける便利なアイテムですね。
他にも調べると和製英語はたくさんあります。
ただ、日本語がそのまま海外でも通じるケースがあります。
例えばKARAOKE(キャリオキと発音する、カラオケ)、WASABIやEDAMAMEなどの食べ物、KARATE(日本の武道ですね)もOKです。
そして子どもに大人気のPOKEMONもそのままです(笑)
「海外でも通じる日本語」。面白いものです。