[2016年5月12日]
こんにちは。塾長の吉村です。
今週中学校では中間テストが実施されています。
塾生たちの各々努力する姿が教室では見られます。
ただ試験前の生徒たちを見ていると
勉強の質に差があるように思います。
結果を残す生徒、思うように結果が出ない生徒。
それは「時間の有効活用」がポイントになります。
試験直前において
問題についてじっくり考える時間を取っているようでは
ダメなのです。
当然、数学などにおいて「思考」することは大事です。
しかし、試験直前の勉強というのは
今までやってきた学習の振り返りが中心であるはず。
そこから初見の問題や、
全然分からない問題に手をつけていくというのは
はっきり言って時間の無駄使いといえるでしょう。
成績を伸ばしている生徒は
何度も問題集やワークを見直したり、
口頭でテストしてみたり、
整理のために教科書を読んだりと、
ボケッと考えていることが非常に少ないです。
なので学習中に手を動かして作業をしたり、
音読をして確認している姿を褒めます。
逆にそれができていなくて
考えているように見えて思考が停止している生徒には
注意を与えます。
テストというのは結局準備段階で
教科書やワークに書かれている模範解答を
しっかり紙に書き表せるかを見られるものです。
その性質を見極めて、
「わかる」を「できる」に昇華していく生徒へと、
今後も指導を続けていきます。