[2018年7月1日]
私立大学の入学試験は、AO入試の募集がはじまる8月からセンター試験利用入試の後期日程や3月入試のある時期まで、8か月間にわたって続いていきます。
一般的にはAO・推薦入試の試験が多い11月と一般入試が集中する翌年の2月にピークがあると考えればいいでしょう。
一般入試においては、前期日程、後期日程の他に、複数の学部において共通の問題を出す「統一試験」を実施している大学もあります。
また、試験会場を設ける「地方試験」なども行われています。
一方で、センター試験の得点だけで合否を決める「センター試験利用入試」を採用する私立大学とその学部は、毎年増加しています。
この方式は国公立大学を目指す受験生も利用しやすいため、毎年志望者が増加しています。
しかし、同時に国公立受験生が入学を辞退するケースも多いため、実質的な倍率が読みにくい状態になっています。
私立大学入試の入学試験の場合、学部によって科目数や配点が異なる場合が多いので注意が必要です。
また、一般入試の指定科目とセンター試験高得点科目または指定科目を合計して判定する「併用型」を採用している大学もあります。
募集要項をよく読んで、自分の得意科目のフルに活かせる方法を選択したいものです。