[2018年9月20日]
中学入試も、多様な評価の仕方が生まれています。
2019年入試で新たに導入されるものに、以下の学校があります。
● 目白研心が次世代スキル入試(適性検査対応型)を2月1日午後に新設
従来型の2科4科の一般入試、2018年より導入された英語スピーチ入試に続き、3つ目の入試形態に。
現時点で公表されている次世代スキル入試の試験内容は以下のとおり。
?論理的思考力・推理力・計算力を問う(40分)
(公立中高一貫校の適性検査?に対応する問題)
?「AI・ロボットに代替の効かない力」を試す
(公立中高一貫校の適性検査?に対応する問題)
テーマを与えて、グループワーク(30分)→個人ワーク(50分)→発表(一人3分程度)で、思考力・判断力・表現力を問う。
●日本工大駒場は、2019年入試でひとりの可能性を見つける入試に進化
中学入試のスタンダードである2科型、4科型以外にも、得意2科型入試、自己アピール型、適性検査型入試を設け、多様な受験生の支持を得ている日本工業大学駒場中学校ですが、
2019年入試では、受験勉強、あるいは小学校で頑張ったことをアピールしてもらいたいという思いを込めて、入試回数は6回→7回に、配点は傾斜配点から均等配点に変更します。
筆記試験は全科目45分100点満点。4科すべてを受験し、国語・算数のいずれか得点の高い科目と、残り3科目のうち最高得点の科目の2科目合計で判定します。
配点ではなく判定方法で、4科で受験勉強してきた受験生が安心して4科目を選択できる形を整えました。
なお、特別選抜の1科目選択は60分100点満点となります。
●八王子実践は、首都圏では唯一の「2科・4科入試」を実施しない私立中に
平成31年(2019)度入試から、2科入試・4科入試を3種類の入試方法に変え、?適性検査型入試(適性検査?<作文>+適性検査?<総合>)、?自己表現入試(プレゼンテーション型)、?英語入試から選択していただく受験スタイルになります。
これによって、全国でもほとんど例を見ない「国・算の2科目または国・算・社・理の4科目入試を実施しない」ユニークな入試実施校ということになります。
受験生それぞれが、自分の強みや得意科目、読解力や表現力、英語力などを活かして入試にチャレンジすることが可能になってきています。