[2018年9月27日]
2018年度の公立高校入試も、全国的に「思考力・判断力・表現力」を問う問題が着実に増加しています。
埼玉県や愛知県のように大学入試改革に連結するような「思考力・判断力・表現力」を出題したり
先行して改革が進んでいる滋賀県や広島県などの問題に見られるように、
受験生にとっては対策がしづらい難易度が高い問題が出ています。
また、英語のリスニングの配点を1/3にアップした千葉県や大阪府や、英作文においては意見発信型の問題も目立っています。
一方、基本的な「知識・技能」を見る問題も増加しており、入試問題は優しい問題と難しい問題に二極化しています。
新タイプの問題に注目しがちですが、昔から変わらない基本的な「知識・技能」の習得も必要です。
「知識・技能」の徹底+α、「思考力・判断力・表現力」への対応という2つの要素を盛り込んで入試対策にあたっていきたいものです。