[2011年11月6日]
≪どのような勉強をしたら学力・成績が上がるのか≫
今回から仮にも一介の塾長である私が、
勉強法について考察を加えていき、
1つ1つ類別に紹介していく場を設けたいと思い立ちました。
第1弾は『ノート作りを考える』です。
どうぞよろしくお付き合いください。
さて、ノートの作り方ってどうしたらいいんじゃろか?
学校の授業で必ずと言っていいほど使っている『ノート』。
しかしその使用法について細かく指導された経験はないのではないでしょうか。
ノートの使い方は大きく分けて2つ。
「問題を解くためにノートを使う」
「要点をまとめるためにノートを使う」
です。
このうち今回は「問題を解くためにノートを使う」ことにスポットを当てていきましょうか。
それでは本題に入る前に…
まず、教科書や問題集を使って問題を解く意味って何なのでしょうか?
それは…
⇒
?問題を解くことでわかる問題とわからない問題をはっきりさせる。
(弱点の発見)
?その弱点を後から見直したときに自分の力でも解けるようにする。
(弱点の克服)
ということなのでしょう。
つまり、問題を解くためのノートは
? 「弱点がはっきりわかるようにする」
? 「解けなかった問題が解けるような解説を書きこむ」
ことが重要なわけですね。
それでは?「弱点がはっきりわかるようにする」ためにどう工夫したらよいのか。
以下の事が考えられます。
■自分が解いた答えの他、問題集の名前、その問題のページや番号などを書く
■数学や理科などの場合は途中式も必ず残す
■答え合わせの○×は問題番号につけるようにする
(答えの上に○×をつけると見にくい)
■間違えた答えの上に重ねて、正しい答えを書かない
(正しいものと間違っていたものを比較できるようにする)
「弱点がはっきりわかるようにする」ためには、このように
情報を整理したり、ぱっと見たときに見やすくするような工夫が必要だということですね。
つづき(?「解けなかった問題が解けるような解説を書きこむ」について)は次回に掲載しようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
---早稲田育英ゼミナール狛江教室 塾長 吉村---