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早稲田育英ゼミナール
狛江教室

[2013年2月26日]

都立高校入試を終えて

こんにちは。塾長の吉村です。

先週の土曜日、都立高校の一般入試が行われました。

その日は、中学1・2年生を対象に学期末テストの対策補講を実施しておりましたが、
都立の試験を受けている中3生が無事力を発揮できているのか。

心配でたまらなかったのですが、
昨日、晴れ晴れとした表情をする塾生がやってくるのを見て
ひとまず安心しました。

中にはもう終わったことだと
ふっきってやってきた生徒もいたかもしれませんが(;・∀・)


さて、実際の入試問題を見てみると、

■数学は、昨春から実施された新指導要領の中で、「標本調査」から、非常にシンプルな、「表の読み取り」程度のものが出ました。

今回の設問に関して言えば、ほんとうの「基礎」を問う設問であるといえますが、来年以降について、もちろん油断は禁物でしょう。

※その代わりに毎年出ていた確率の問題が出ませんでした


■社会では、世界地理において、ヨーロッパとアフリカを「縦に切り取った」地図の範囲からの出題でした。

東京を中心にした正距方位図法、やはり日本(東経135度)を中心としたメルカトル図法の地図に比べて、びっくりした受験生が多かったことでしょう。

また、出題形式の変化として、
従来は4択で、記号一つを答えれば良かった問題が、
4つの解答候補の組み合わせすべて合って得点
と言う形式になっていたものが3問。

記述問題も例年に比べて難しかったように感じます。

文字数が多いので、疲れてきたころに多量の文字を読むのは、
国語力がない生徒には負担になったのではないでしょうか。



受験された生徒さん、保護者の皆さまとも、
28日の発表まで、結果が気になる数日間を過ごされることでしょう。

ともあれ…
都立高校受験生の皆様は…本当にお疲れさまでした。




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