[2013年5月27日]
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
熱いものも、のどを過ぎて飲み込んでしまえば、もう熱さを感じません。
苦しいときのことや、助けてもらった恩も、
時が経てばすぐに忘れてしまうということです。
世の中の中学生、高校生は大体の人がこれの繰り返しではないでしょうか。
いざ、定期テストが近づいてきたという時に
普段勉強していないと、テスト前に必死で勉強する羽目になります。
その時は
「こんな辛いのは嫌だ。これからは普段からまじめに勉強しよう」
と思うものの、
テストが終われば以前と変わらない生活に戻り、
またテスト前になって、同じ思いをしながら徹夜で勉強する。
これは中学生や高校生だけに限った話ではありません。
我々大人であっても、何となくイヤなこと、辛いこと、面倒臭いことは、
その時だけ我慢して、
終わってしまった後はもう知らん顔。
そして、また同じ間違いを繰り返してしまう…。
これは人間の悪癖とでもいいましょうか(汗)
「継続こそ力なり」
何事も成就するには、自分自身の弱い心に打ち克つことです。
今回、生徒たちのテスト勉強を通して、
どこまでも自分はまだまだ足りないという心を忘れずに
自分自身を戒めていこうと思い直しました。