[2015年1月26日]
毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。
この日が設定された背景は、昭和24年1月26日。
現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づいています。
この事件は国民に強い衝撃を与え、
火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論が高まり、翌昭和25年に文化財保護の統括的法律として
文化財保護法が制定されました。
その後も金閣寺などの貴重な文化財の火災が相次いだことから、昭和30年にこの日を「文化財防火デー」に定め、
毎年、全国的に文化財防火運動が展開されることになったようです。
法隆寺といえば受験生としても必須の知識があります。
■世界最古の木造建築物
■聖徳太子が建てたとされる
※もともと用明天皇が
自分の病気が治るようにとお寺を建てようとするが
実現する前に死去してしまったため、
その遺志をついで607年、聖徳太子と推古天皇が建立したとされる。
■ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録
日本の他の世界遺産とともに絡めて出題されても
おかしくありません。
本日をきっかけに
記憶の呼び起こしをして
知識を確実なものにしていきましょう。