[2016年2月19日]
こんにちは。塾長の吉村です。
昨日、あるお母様と面談をした折、
子育てにおける母親の関わり方について
話が盛り上がりました。
教育的観点からの話で
「母親が一緒になって勉強を手伝う」という行為によって
子どもの能力を大きく開発していけるという
実体験に基づく話が聞けました。
巷で有名になった
『「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』
のお母様も語られていたことですが、
「知識を得る楽しさを教えることが最も大切な教育」
とあります。
しかしその中での奮闘は目を丸くして唸ってしまうほどです。
母親が参考書選びから分刻みの勉強スケジュールまで決めるという驚きのかかわり。
なぜ子供たちはそれに従っていったのか。
それはまずお母様が
「とことん面倒を見て、一緒に学んで、導いてあげたい」と
強く決意されたからだとあります。
子どもも母親の行動に物心つく前から接しており、
不思議に思ったりすることもなく、
知識を得られ、思わぬ発想が浮かんだ時の喜び、達成感に包まれ、
母親の導きが正しいものだと認識していったのでしょう。
子どもに関わる時間が自身の生きる喜びに変えていければ、
素晴らしいことこの上ないと思います。
世の中の親御さんたちも
子どもを立派な大人に成長させる使命を感じて
日々薫陶されていることと思います。
その先に子どものまばゆい未来があると信じて。
親の偉大さをしみじみ感じる今日この頃です。