このコーナーでは、毎月ちょっとした豆知識を紹介していきます♪
今月は七夕についての特集です!
● なんで「たなばた」って言うの?
「笹の葉さ〜らさら〜♪」
七月七日は七夕(たなばた)ですね。
七夕は七月七日の夜に行われる行事ですから、七夕と書くのは分かるのですが
「どうして“しちせき”ではなくたなばた”と読むのだろう」って思ったことないですか?
“たなばた”は“棚機”と書きます。
これは機織(はたおり)の機械のことです。
機織り機は棚(たな)状の構造になっているのでこう呼ばれていました。
また、機を織る女の人のことを略して棚機ということもあります。これが有力な説でしょうね。
● なんで七月七日なの?
七夕伝説は中国からやってきた物語です。
中国では奇数をパワーのある数として尊(とうと)び、
奇数の重なる日を特別なものとしました。
確かに、他にも一月一日、三月三日、五月五日、と
奇数の重なる日に行事が入っていますね。
● みんな七回ずつ?
ある地域では、七夕の日には何でも七回やるという習慣があったそうです。七回ご飯を食べ、七回水浴びをし、七回親を拝(おが)み、七回着替えをしたり…。ちょっと大変そう。でも、これがお祓(はら)いになるそうです。
● 飾りにも意味がある?
笹竹にいろんな飾りを付けますが、
そのいわれについても様々な説があるようです。
細く切った紙、吹流し
―――裁縫(さいほう)の上達を願って供えた「糸」。
短冊(たんざく)
――糸と同じく裁縫の上達を願って供えた「五色の布」。
紙で作ったスイカやひょうたん
――供え物の瓜(うり)類。
織姫は機織りの名人でした。
こうした飾りで笹を彩(いろど)り、
「芸事が上達しますように」と願いを込めるのです。
ちなみに短冊に書く願い事ですが、
サトイモの葉にたまった朝露を集め、
そのしずくで溶いた墨で書くというのが効き目あり、のようです。なんとも風流ですね。
以上、七夕雑学でした。
今年の七夕の夜は晴れるかな〜?
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科目 | 今月のマメ知識(7月) |
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