[2018年1月8日]
塾長の荒川です。
高校生の多くが自立型個別指導に移行したことで、
1月現在、中学生を多数募集中です!
今回は、塾に来ている生徒には必ずお伝えしている、
定期テストで結果を残すための「家庭学習のやり方」について書きたいと思います。
あくまで、近隣の公立中学校向けなので、すべての学校に当てはまるわけではありません。
あしからず(笑)
【国語】
☆高得点のポイント
・学校ワークからそのままは出ない
・出題は教科書とノートから
・漢字は全問正解まで要反復
教科書を最大限に活用してください。
学校ワークを進める際、教科書を見ながら考えて答えを導く必要がありますが、
国語は学校ワークから「そのまま」は出ない教科です。
よって、反復不要です。
まずは学校で板書したノートと照らし合わせて、教科書本文をよく読んでください。
どこが、どう大事なのかを知ることができ、それだけでも十分に得点になります。
・・・というより学校の先生が「大事」だと思うから板書させるわけで、
その先生がテストを作るのですから当然ですね。
その後、ワークを確認程度に普通に解いてください。
正解した場合も間違えた場合も解説を見て、教科書のどこから何を聞かれたのかを照らし合わせてください。
あとは簡単。ただ、教科書を読むだけです。
大声である必要はありません。考えながら読んでください。
テストまでに10回も読めば十分です。
漢字は学校によっては20点分とかなりの配点です。
こちらは学校の漢字ワークから「そのまま」出ますので、反復練習が必要です。
その際、書ける漢字・読める漢字まで反復する必要はありません。
間違えた問題に「正の字」をつけ、練習し、それだけ後日反復してください。
完成したら、提出前に書き込んで最終チェックです。
【数学】
☆高得点のポイント
・学校ワークからそのまま出る
・学校教科書からも出る←忘れがち
・90点以上を望むなら学校以外の問題集にも触れる
数学はほとんどが学校ワークから出ます。
ただし、問題集というものは1ページに類題がまとまっていて、
よくも悪くも解き進めやすく作られています。
『練習だとできたのに本番で活かせなかった』となりがちです。
家庭学習では、まずは学校ワークを進めてください。
「ノーヒントで確実に解ける」が大前提ですので、ヒントを見てしまったら、
間違えたという扱いで「正の字」を記入しましょう。
点数が取れない人にありがちなセリフは「たぶんできる」です。
「できる」と言えるまで、何度も反復しましょう。
理解確認は、教科書やワークの章末問題がよいでしょう。
ここで全問正解できれば高得点確実です。
また、忘れやすいのが「用語」練習です。
教科書を、太字に注意しながら隅々まで解きましょう。
最後に、100点を目指すには、上記だけでなく学校以外の問題集が必須です。
定期テストには、1問は必ず「初めて見る問題」が出題されます。
普段からいろいろな種類の問題に触れておくことで、
そこで学ぶ知識の使いどころに法則が見えてきます。
それが「慣れ」です。
入試では、やったことのある問題は基礎くらいしか出ません。
進学校を目指す方は、是非「慣れ」るまで練習してください。