パソコン版を見る

早稲田育英ゼミナール
巻教室

[2018年1月8日]

【中学生向け】家庭学習のやり方〜英語〜

塾長の荒川です。


今回は、塾に来ている生徒には必ずお伝えしている、
定期テストで結果を残すための「家庭学習のやり方」(英語編)です。


【英語】
☆高得点のポイント
・教科書をマスターしてからの学校ワーク
・音読重視の勉強
・「英語を書く」


定期テストの点数をとるためのおススメの手順があります。



?話を理解しましょう。

英語を読むこと自体が苦手な人はここから。
日本語で本文を理解しましょう。

「英語の学習で日本語はいらないでしょ」という考え方があるのは承知の上です。

それでも、興味をもち、楽しく勉強するためのスタートラインとしては「あり」です!

まず、辞書(教科書の後ろでOKです)で本文を日本語にしましょう。
学校授業で既に終えているのであれば不要です。

日本語にしたら、英語の本文を、勉強ではなく、「お話」として内容を楽しんでください。

2回も眺めれば十分でしょう。


?日本語と照らし合わせて英語を音読しましょう。

意味や区切りもわからず英語を音読しても、まったく無意味です。
「この文ではこんなことを言っているんだ」と考えながら読んで下さい。

日本語を暗記してしまっても構いません。

・・・すると、単語ひとつひとつの意味に、じわじわと関心が湧いてきます。

「この単語の意味は何だろう」
「というか、単語の読み方、あってんの?」


こうなったらその章の勉強を自分のものにしたも同然です。

★単語の意味を調べてください。
意味は教科書のスミにでもメモするとよいでしょう。

★発音は先生に聞いてください。
このとき、自分でも先生の発音をまねましょう。

音読によって、リスニングも得意になります!



?本文の意味を、単語を意識しながら訳してみましょう。

作った日本語を見てはいけません。
・・・が、?まで終えているなら簡単にできます!


?本文を書けるようになりましょう。

これが大変で、一番大切です。
自分の日本語の文を、すべて英語で書けるようになりましょう。

やはり暗記で構いません。
正しい単語を正しい使い方で書く練習をすることで、英文のセンスを磨きます!


これをやることで、テストでこうなります。

◎英単語
 →間違えようがありません。
◎日本語訳
 →間違えようがありません。
◎穴埋め問題
 →日本語と周りの単語を見ただけでわかります。
◎並べ替え問題
 →たとえ一瞬まちがえても、「変だな?」と気が付けます。
◎英文をつくる
 →教科書から聞かれますので問題ありません。



?文法トレーニング

ここまでは、あくまで定期テスト勉強です。
確実に点数には繋がりますが、定着するにはあと一歩たりません。

教科書の本文ひとつひとつには、必ず文法テーマがあります。
「New Crown1年のLesson7ではcanの使い方を学ぶ」
といった具合です。

そのとき学んでいることを、できるだけ学校と同時進行で、問題集で反復しましょう。
学校ワークや教科書準拠の市販の問題集でOKです。

また、2回目を解くのは、間違えた問題だけでOKです。



いかがでしたでしょうか。

?〜?をこなすことで、必ず90点以上をとることができます。
所要時間は教科書1〜2ページ分につきおよそ2時間です。

長いでしょうか??(笑)
いいえ、三日坊主でも、3日以内で終わるので大丈夫です!

慣れてくると単語力も上がってきますので、1時間くらいで終わります。
高得点をとるために、最初が特に努力がいる教科ですね。