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早稲田育英ゼミナール
巻教室

[2018年1月19日]

【中学生向け】家庭学習のやり方〜理科・社会〜

塾長の荒川です。


今回は、塾に来ている生徒には必ずお伝えしている、
定期テストで結果を残すための「家庭学習のやり方」(理科・社会編)です。


「暗記科目」とよく言われますが、考えてみてください。

――暗記できますか!?



点数が取れている人たちは、不思議と「暗記」だと言うのです。
「ワークをやっただけだ」と言うのです。

決して! 真に受けないでください。
彼らは暗記の大前提が無意識にできているのです!


…はい、今回は、その「大前提」のお話しです。



【理科】
☆高得点のポイント
・ちょびっと予習
・実験で積極的に動く
・授業を聞く
・ひたすらワーク


理科が苦手な生徒は、予習してください。

「え、だれもしていないよ!?」

はい、その通りです。


まずは、考えてみましょう。
学校の授業を受けてワークをしているだけで差が出るのはなぜでしょうか。


きっと、点数が取れている生徒は、実験授業の一つ一つの結果に、
「なんでだろう?」を持っています。
無意識に、頭の中が「予想」と「疑問」で満ちあふれています。


こうなると、計算問題以外ではもう"無敵"でしょう。
自分自身が体験したことですので、実験結果を忘れることもありません。
興味をもつことで、理科は暗記科目になります。


ただ、残念なことに、このような生徒はほんの一部です。

理科が苦手な生徒たちは、そもそも理科が嫌いですので、
ついつい実験が指示待ちになって、板書も写して終わりです。

では、どうしたら…


そこで、予習が必要です!(通販番組のようですね…)


できたら家庭学習ですが、授業前だって構いません。
5分で終わります!


授業は教科書通りに進みますので、次回の授業内容を読むだけです。
3〜4ページくらいでOKです。

理科の教科書は、他の教科と違って、身近な言葉遣いで書かれていますので、
理解しやすいです。

実験結果も書いてありますので、学校の先生は「だめ」と言うかもしれませんが、
学校授業に集中できないよりはずっといいです。


予習によって学校授業が簡単だと思え、また集中できますので、
いずれは予習もいらないくらいに興味を持てます。
ワークもすらすら解けるでしょう。


まずは得意意識を磨くことが大事です。




【社会】
☆高得点のポイント
・まんがを読む
・授業を聞く
・ひたすらワーク


社会が苦手な生徒はまんががおすすめです。

暗記というのは、理科と同じで、興味をもってから初めてできることです。
ただ、教科書予習をしようにも、専門用語が多く堅苦しいので、なかなか難しいのが現実です。


まんがは勉強の入口に非常にいいです。
ただ、できれば予習に使ってください。

わかりやすい反面、すべてを覆っているわけではありませんので、
学校授業を集中して聞く必要があります。


書店にはさまざま種類の漫画教材がありますが、
絵柄や内容が馴染みやすければ、何でもいいと思います。


以降は理科と同様です。



以上です。

理科・社会は、「興味」が命で、大前提です。
興味あっての「暗記」です。

ワークをひたすらやるよりも短時間でできる勉強ですので、
是非やってみてください!