[2018年10月30日]
塾長の荒川です。
当教室では、高校生たちに学校問題集の理解度チェックシートをつけてもらっています。
これは塾生だけでなくすべての高校生におすすめできますので、是非ご一読ください。
理解度チェックシートとは、
定期テスト範囲の学校問題集の大問1つ1つすべてに対して、
「質問あり」「解説を理解」「自力で正答」「最終確認」
のすべてを表にして記録するツールです。
もちろんルーズリーフなどに書いてもよいのですが、
パソコンを使って表を作れる方はそのほうが複製に便利です。
こんな感じでいいと思います。
「質問あり」には、
解説を見ても理解できない問題を、
学校の先生に(または塾講師に)質問するときに○を付けます。
「解説を理解」には、
先生や解答冊子の解説で問題を理解できたときに○をつけます。
ケアレスミスもここに付けます。(これ重要!)
「自力で正答」には、
文字通り解説を見ずに正答できたときに○をつけます。
解説理解後の解き直しは「正答」扱いせず、後日解き直すのがポイント。
「最終確認」には、
テスト前にもう一度解き直して正答できたときに○をつけます。
ただ、テスト前は時間が限られていることが多いので、
「質問あり」や「解説で理解」に○がついているような、
苦労した問題のみ扱うのもOKです。
定期テストは学校問題集から出題されます。
それでも多くの高校生たちが
テスト中に「やったはずなのに」と悔しい思いをしたり、
後々見返したときにどう見ても不注意のミスをするのは、
気合よりも本番の弱さよりも、自信のなさのせいです。
自信は好きの感情です。
趣味や好奇心や恋愛と同じく感情が乗っています。
そういったものは一朝一夕では忘れませんし、
好きの程度の強いものは年単位で覚えていられます。
そして、自信がつくのは自力でできたときです。
テスト範囲すべてが自力でできたことを、理解度チェックシートでは
ひと目で感じることができます。
高校生の方、是非やってみてください!