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早稲田育英ゼミナール
巻教室

[2018年11月16日]

苦手を楽しめるように!?

塾長の荒川です。



毎度テストが近づくと、講師と一部生徒の間にこんな会話が増えます。


「もっと早い時期に質問しなよ」

「次からちゃんと聞きます…」


各教科の不明点が多すぎて、理解がテストまでに間に合わないのです。


ほとんどの子どもがテストで何かしらの後悔・反省をして、
その後、一時的にはモチベーションアップするのですが、

後悔から湧き出すやる気というのはどうしても長続きしないもので、
なかなか習慣を改善できません。



感情の浮き沈みに左右されては、本番で戦えません。

このような生徒には、親御さんにも協力していただいて、
数週間から数か月、自習や日曜日の質問教室に参加させています。



ワセイク巻教室は、入塾したばかりの生徒からすれば、
少し厳しい塾に感じられると思います。

生徒たちには、目標の高さに応じた振る舞いをしてもらいます。

何より、私たち講師が、生徒たちが努力する姿が好きで、背中を押しています。



苦手を残して上位の高校(大学)に行けるなんて思ってはいけません。



まずは、甘やかしがちな自分を律して、少し窮屈な場に身を置いてください。

そして試験範囲の全問が理解できるようになるまで、
面倒な気持ちを抑え込んで質問してください。

1単元すべて自力で解けるようになれば、これが自信です。

一度自信がつくと、苦手を見つけるのが楽しくなるのです。


通っている生徒たちには、卒業後も含めて、
困難に出会ったときに、置かれた状況を楽しんでほしいです。