[2019年6月3日]
※中学生向けの記事となっております。
去年から小学生の入塾希望が増えています。
うれしい限りです。
お話をきくと、全員が英語を希望されています。
高校入試、大学入試で子どもに求められる英語力が増したことが
背景にあるのだと思います。
入試制度のことはネットにたくさん資料がありますので
「大学入学共通テスト」などで検索をかけてください。
※丸投げでごめんなさい、文字だけの当ブログでは見づらくなるので(笑)
今回お話したいのは、移行措置によってどれくらいの英語力が求められるのかです。
★英単語
【これまで】
小学生・・・英会話に親しむ程度、特に不要
中学生・・・1200単語(意味)
【今年から】
小学生・・・600〜700単語(意味)
中学生・・・1600〜1700単語(意味)
計2300〜2400語
なんと2倍です!
★英文法
【これまで】
小学生・・・英会話に親しむ程度、特に不要
中学生・・・現在の英検3級程度
【今年から】
小学生・・・現在の英検5級程度(これまでの中1終了程度)
中学生・・・現在の英検準2級程度(これまでの高1中旬)
具体的にどの学年が影響を受けるかですが、
現在の中学2・3年生は一切影響を受けません。
(大学入試は新しい制度になります)
大変なのが今年の中学1年生です。
彼らが小学校のころに「たしなむ程度」の英語しか受けていないにもかかわらず、
今年からの小学生が学ぶ英単語を中学ですべて勉強し、
かつ、中学卒業までに高校生内容の範囲を学ぶことになります。
当塾でも近日にも中1にのみ別途英単語宿題を出し、定期的にテストを行う予定です。
来年度から始まる大学入学共通テストでも、
英検等の民間資格試験の成績を用いるなどこれまで以上の英語力が求められますので、
早いうちに英語アレルギーをこじらせたら大変です!
それで小学生からの入塾者が増えているわけですね。
やることが増えても不安を増すのではなく、
英単語暗記をゲームのように楽しみ、
早期に英語を学ぶことで音読や英作文にも抵抗をなくす。
そういったふうに、前向きに移行措置をとらえられるようにするのが塾の役目ですね!