[2015年5月27日]
塾長の荒川です。
現在、7名の高校生が巻教室に通っています。
そして、そのうち6名が講師に英語を教わっています。
高校生ともなると、生徒による勉強の取組の違いが大きくなります。
もちろん、「違い」といっても、良し悪しのことではありません。
ひとつは、生徒本人のもつ、「自分にあった勉強方法」。
塾がこれを無視して課題を出すことはできません。
まだ生徒が学習習慣の定着していない、まっさらな状態であれば、
単語の練習方法からノートの一行一行の余白の残し方まで、
事細かにアドバイスを与えています。
これが、学習を頑張ってきた生徒であればあるほど、効率を考え、
いい意味での手の抜き方を覚え、たとえば10個の単語を覚えるにも、
「眺めて発音を繰り返す」「ひたすら書き出して自分で小テストをする」
「そもそも練習はせず長文や問題演習の中で学ぶ」など
ほんとうに、多岐にわたります。
塾に通っているということは、彼らも英語学習にいくらか苦手をもっているため、
その方法に私たちが一人ひとり手を加えていくことになります。
そして、どの生徒も共通に、ある時期までに結果に結びつけなければいけません。
もう一つの違いは、時間です。
学校で学ぶ教科内容そのものに大きな差があるわけではないのですが、
各教科の宿題と復習・予習に求められる学習量が、
多いところでは3〜4時間近くかかってしまうところもあります。
時間に追われているうえ、さらに塾に通っているのですから、
どうしても「塾の宿題」の出し方に苦労します。
やはりこちらも、その問題をなんとか乗り越えて、結果に繋げていく工夫が必要です。
「ワセイクメソッド」などという、すべての高校生にとって、
短時間でできて理解に結びつき、かつ馴染みやすい、
そんな素敵な勉強方法があればいいですね。ありません……!(笑)
個別指導塾ですから、個人個人に合わせた指導案を練り、
その経験から引き出しを増やしていくしかないのですね。
難しいほど試行錯誤に燃えます。
がんばります。