[2016年1月27日]
塾長の荒川です。
教室の受験ムードが日に日に濃くなり、
特定の自習席に3年生が常に座っている姿も
ちらほらと見かけるようになりました。
※席は自由です!
特に目を見張るのは、高校3年生。
ほどほどの休憩が必要だと第三者が声掛けをするも、
「休憩とはなんぞや」といった様子で、
一切集中力を欠かず閉校時まで問題演習に励んでいます。
彼ら・彼女らの頑張りは、後輩や高校受験生たちにも良い影響を与えています。
やはり、数時間程度では集中力が途切れません。
本人たち曰く、「気が付いたら時間が過ぎている」とのことです。
一講師として嬉しい気持ちをもっている反面、不思議な気持ちにも駆られます。
目の前の宿題やテスト、提出物に追われるだけだった学生すら、
ほんの数か月で、目標意識や達成感をもってペンを走らせるようになるのです。
さらに、ここ数週間は、その異様さが今度は部活動の後輩にも伝播しかけています。
本人たちの危機感や気持ちの強さもさることながら、
それを後押しする「異様な空気」の影響力は強力です。
自習席の空席が非常にもったいなく思う昨今です。