[2016年5月23日]
こんばんは。
一億総活躍社会を目指す流れの中で、発達障害等のある子ども達が潜在的に持つ、特に優れた能力を伸ばす教育施策などが検討されています。
つまり、少子化問題の影響で、今まで未発掘だった能力を掘り起こし、一人でも多く社会で活躍して欲しいという願いですね。。。
その為に、国家予算も投入されるというのは、とても喜ばしい事だと思います。
ただ、気になるのは活躍する為には、やはりその他の健常者と同じ土俵で切磋琢磨したり、コミュニケーションを取ったりする必要性が出てきます。
その時に問題になるのは、健常者側の意識の壁、つまり蔑視したりコミュニケーションを阻害したりする等です。
率直に言って、障害を持つ側からその壁を乗り越えてくるのは、高い能力を手にしたとしても、かなり難しいものとなるでしょう。
なので、障害者等が活躍できるカギは、最終的には健常者側の受け入れスタンス次第だと思います。
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だから、見た目や変な先入観で蔑視したりしないで下さいね。
まず機会があれば是非彼らと接してみてください。
以外と普通だったり、自分にはない凄いものを持ってたりするかもしれませんよ。
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ここからは、私が経験した実話をご紹介しましょう。
私が小学生の時に、近所にここで言っている「発達障害」とは部類の違う障害である「小児麻痺」の子がいました。
仲が良く一緒に良く遊んでいましたね。。。
で、あまり遊びに誘いに来ないと、私の方からその子の家へ行って、遊びに誘ってよく外で遊んだりしていました。
他の友達はそれを見ていて「よくあいつと遊べるなー」と言う奴はいましたが、私的には普通の出来事でしたね。
しかも、善意でやっているとか、人助けの為に・・・なんていう気持ちは一切なかったですね。。。だって、小学生でしたらから・・・(笑)
容姿は、首と口が曲がっていてよだれも垂れていて、手足の動きもまともではありませんでした。まあ見た目は普通じゃないですけどね・・・(笑)
ですが・・・聞き取るのは大変でしたがちゃんと会話も出来るし、勉強もある程度出来る子でしたよ。
どうですか?一部は普通でしょっ!
しかも、絵を描かせたら超上手かったですね。。。
私が特にへたくそだったのでなお更そう感じたのかも知れませんが・・・(笑)
それもあってか、今現在でも、何か縁があるのか?普通とはちょっと違った子が、年1名ぐらは入塾してきます。
特に注意しなければいけない事を事前に保護者様から伺って、あとは普通に扱っちゃいますね。その方が自然だしその子の為にもなるんです。
今年も、病名はわざわざ聞きませんが、「他動性障害」らしき子の保護者様から相談を受けています。。。
ではでは。