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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2016年5月26日]

小学生の記述練習(算数編)

こんばんは。

ここ昨今の教育改革で話題になっているアクティブ・ラーニングでは、プレゼンの為の記述、中学受検問題においては、答えのみならず「考え方」を「図」「式」「文章」を用いて説明する記述、学校で実施される学力テストでは、B問題の解答の為の記述、といった
感じで、既に小学生においても「記述力」が多く求められる時代となっています。
大昔(私の小学生時代・・・笑)は、記述と言えば作文ぐらいだった様な気がしますが、
今の小学生は、本当に大変だと思います。これも少子化の影響ですかね。。。
そこで現状、小学生の意識はどうなのかですが・・・正直言って皆、字を書くのは嫌う傾向が強いです。
作文は昔から伝統的にやり続けてきているせいもあってか、そうでもないですが、それ以外の論理的な文章に関しては、慣れていないのもあるし、まだまだその必要性を感じ取れていない部分もあるので、特に嫌がりますね。。。
しかも、嫌がる背景には、中学生や高校生とは異なり、算数の問題を解く時に、途中式を書かなかったり、解くプロセス中において「図」や「表」や「絵」を書いて考えるという習慣があまり付いていないので、論理的なアプローチに慣れていないということもありますね。
なので、「練習」するんですっ!(算数編)
まず、
?どこまでどう理解しているかを見るために好き勝手に書いてもらいます!
「無理無理かけなーい」って子は、「じゃ、言葉で言ってごらん」と言って、喋らせてからそれを文章にさせます。
?書いたものをレビューします。レビュー観点は
★「他人が読める字か?」
時より超きたなーい字で書く時があるので、丁寧な字で書く様指導します。
★「日本語になっているか?」
結構、ダメダメな時があるので・・・いきなり国語のお勉強スタートですね(笑)
★「論理性のチェック」
ちゃんと「何々なので、何々である」と書いてあるか。
★「視覚的なインパクトがあるか?」
「図」「表」「絵」などがあるか。
?「書き直しと再レビュー」
指摘箇所が多い場合は、再度最初から書き直しをさせて再レビュー!
という感じですかね。。。
ではでは。