[2016年6月6日]
こんばんは。
さて、今日は皆さんに問題です!
「1、10、11、つぎはいくつ?」
答えの前に・・・
いよいよ、正式に小学校でプログラミング教育を実施する事が決まりました。
どうやら、色々な科目に渡って、プログラミングを意識した教育が実施される様です。
?総合学習・・・紙と鉛筆だけで理論的思考を育む「アンプラグドコンピュータサイエンス」
?理科・・・・・電気製品にプログラミングが活用され、条件に応じて作動している仕組みを学ぶ。
?算数・・・・・「筆算」に力をいれてプログラミング教育の素地を育成。
ここまでやるかという感じですが、本気の様ですね。
そこで?の「アンプラグドコンピュータサイエンス」ですが、何かとても難しそうな感じですが、やっぱり難しいです!(笑)
簡単に言うと「コンピュータの原理やアルゴリズム」を紙や鉛筆を使ってゲーム感覚で憶えるというもので、小学生にとっては楽しく学べるものとなっています。
ですが憶える事はとても難しい事で、私が大学時代に覚えた事とほぼ同程度となります。
その中で、一番最初に学ぶ事は、数値的な概念になります。
我々実社会では「0123456789」の全ての数字を使う10進数という世界で生きていますが、コンピュータ中は「0」と「1」で全てが実現されている2進数の世界になります。
ですが、「0」と「1」だけだと、色々不都合があります。
例えば、「10進」の「10」を「2進」で表すと「1010」となり桁数が増え、取り扱いが面倒になりますよね。
なので、表現方法としては16進を使います。
「0123456789ABCDEF](「F」が10進で言う「15」)という数値を使う世界で、「10進」の「10」は「16進」で「A」と1桁で表現します。
便利でしょ!
簡単に言うと、2進の世界で実現されている事を16進に変換して表現します。
実は、今でも中学受検問題では、「2進」から「10進」・「10進」から「2進」へ変換する問題が出たりするので、このまえ小学生に教えましたが・・・「なんのこっちゃ?」という感じで「何の役にたつのー?」という感じだったので、ちょっとコンピュータ原理
の話をしましたが、あまり興味を抱かなかったですね。
この様に、ハッキリと言って、好き嫌いが分かれる分野なので、全員一様に教えるのは難しいかもしれませんね。。。
では、標題の解答になりますが、「100」となります。
「10進」の「4」を「2進」で表したものです。
ではご参考になれば幸いです。