[2016年9月5日]
こんばんは。
うちのブログでも何度か取り上げている「反転授業」ですが、着々と認知度が高まっている様で、最近のニュース記事でも良く見かける様になりました。
私の中では、もう「アクティブ・ラーニング」=「反転授業」という定議になっていて、小中でも「反転授業」が導入されてくるのは、時間の問題だと思っています。
そして、試験的に導入しているところからは、良い評判が沢山という感じで、子供達の生き生きとした体験記事も良く目にする様になりました。
ですが、注意なのは「予習」(宿題)をしっかりとやっておかないと、授業当日のディスカッションについていけず孤立してしまう恐れがあり、授業(ディスカッション)自体が無意味なものとなってしまいます。
今は、たとえ宿題を忘れたとしても(※良い事ではありませが)、定着度を損なう事はあっても、新たな授業が無意味になる事はありません。
でも、「反転授業」の場合、反転する訳ですから、それが起こりうるのです・・・
ここが注意点ですね。。。
ただ宿題忘れの影響が直ぐさまに表れるので、今より宿題を忘れてくるという割合も減るのではないかという期待感もあります。
つまり、今までの宿題忘れの悪影響は、後々やってくる定期試験や入学試験の時の、テストの点数として表れたりしますが、宿題忘れから影響が出るまでに時間があるので、宿題忘れに対する危機意識が薄れてしまい、また同じ事を繰り返す可能が大きくなります。
ですが、「反転授業」の場合は、翌日ないしは数日後にその悪影響(無意味な授業)が表れますので、危機意識が短期間に多重化され、より一層危機感が高まり、結果、「予習」(宿題)をやる様になるのではないかと期待しています。
もちろん。人間、危機感だけじゃ面白くない!、危機感だけじゃ動かない!という面もあるので、そう簡単にはいかないというところもあるかもしれませんが、そこは・・・そもそも、ディスカッションで得る充実感というものが、「予習」(宿題)を行うという行動を、大きく後押してくれる事と信じます!
ではでは。