[2016年10月6日]
こんばんは。
教育改革の話題が盛んな昨今ですが・・・
ところでアクティブ・ラーニング時代の教科書はどんな物になるのでしょうか?
を今日は考えたいと思います。
たぶん、今まで誰も見た事の無い様なものになるのではないかと予想します。
現状は、新しい学習指導要領が告示(今年度中)されるまでは、教科書作りに何も着手出来ないといったところで、教科書会社や学校の先生方は、頭を抱えている様です。。。
はい!ここからは自論になりますが、いくらまったく新しくなると言っても、今までの教科書が消滅する訳ではないと思います。ただ、資料集なんていう位置づけになるかもしれませんが・・・しかも、デジタル化されて反転授業の予習課題の対象となるでしょうね。
※PCやタブレットを利用する時代到来!
前提として、授業時間的な観点から考えると、議論中心の授業になるので、それを1から解説する時間はなく、その様な形が主となるしかないと考えます。
そこで、予習で理解出来ない生徒達はどうなるのか?・・・というところが非常に気になりますが・・・その資料集が今の教科書より、親切且つ丁寧に細かく解説されていて、しかも情報量が多い事を期待します。デジタル化なので、音声が出たり動画が流れたり
なんていうのも欲しいですね。
※なのでもう紙媒体で持ち歩く事は不可能!
そして、メインとなる教科書は・・・いわゆるガイドライン的な物となると思います。
項目は以下の様な感じで、それぞれの項目で「ねらい」が示されている。
じゃないと、方向性が発散してしまい、習得して欲しい事とズレが生じてしまいます。
なので、この「ねらい」の設定が教科書作りの肝となりそうです。。。
?「テーマ」
<グループ単位>
?「課題設定」
?「議論」
?「発表資料作り」
<全体>
?「グループ発表」
?「ディスカッション」
改善点があれば「フィードバック」して?へ戻る。
大事なのは、この「フィードバック」でしょうね。
一度考えた案を皆に評価してもらい、修正してより良いものへ進化させていく、その経緯での
思考が頭を賢くさせてくれると考えます。
ではでは。