[2016年11月28日]
こんばんは。
今日は久々に教育改革の話題をお話ししようかと思います。
最近、私の生徒に小1の生徒が加わり、今時のこのへんの年代の子達の事を良く考えるようになりました。
ついこないだまでは園児だったこの子が今、机に向かって国語や算数を勉強しております。とてもおとなしい子で熱意もあり、自分から「塾で勉強したいっ!」と言ってきた事もあってか、ちゃんと真剣に勉強に取り組んでおります。
小4・小6のお兄ちゃん達もうちに通っているので、それに感化されたのかもしれませんね。。。しかし、可愛いです。。。家では怪獣さながらの暴れん坊の様ですが・・・(笑)
でもちゃんとON/OFFのスイッチを持っているという事でもありますよね。エライッ!
さて、本題にまいりますが、「小1プロブレム」という言葉をご存知でしょうか・・・
小学生が中学生になる時の「中1ギャップ」の小学生版の様なものですが、幼稚園や保育園を卒園して、小学生になっても、ちゃんと机に向かって座ってられないとか、先生の話を聞かないとか、いわゆる適応障害と言われるような問題の事を言います。
まさしく、そのON/OFFのスイッチを持ていない子達の問題となりますが・・・
それを解決すべく、文科省は園児・保育時の最終学年の5歳を義務教育化しようとしています。義務教育なので全国共通のカリキュラム、つまり学習指導要領で指導していく訳ですが、小学校という枠組みではなく、あくまでも幼稚園・保育園という枠内で、場所もそこのままで義務教育を実施するというものです。
たぶん先生が各幼稚園や保育園に赴任したり、保育士な中でも教員免許を持っている方々もいるので、その方々が兼任するのかもしれませんね。。。
問題は、それで「小1プロブレム」が解消されるかどうかですが・・・?
ある意味、小学生になるまでの段階を踏み、少し小1部分も先取りとなると思われるので一定の効果はあるのではないかと期待しています。。。
ではでは。