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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2016年12月8日]

日本人の読解力が低下・・・?

こんばんは。

しかし寒くなりましたね。。。インフルも流行始めたので、皆さんご注意下さいね。
受験生は、出来たら予防接種をしておいた方が良いかと思います。
さて、今日は2015年実施の国際学習到達度調査(PISA)の話題に触れてみたいと思います。
「科学的リテラシー」「数学的リテラシー」「読解力」という3つの分野で世界的な順位が付くものですが、前者2分野は順位がUpしたものの、「読解力」に関しては大幅に順位が低迷したようです。
ちなみに、結果は以下。
「科学的リテラシー」:2位(前回4位)
「数学的リテラシー」:5位(前回7位)
「読解力」     :8位(前回4位)
文科省はCBT(コンピュータ)による試験であった為、不慣れという理由により得点が低下したのではないかと言っておりますが、OECD教育局次長は読解力について、「これまでは情報を選び取るだけだったが、今は、情報を構成していかなければならず、批判的に分析し、深く考える必要がある。これが21世紀型のリテラシーだ」として、「全分野でこの能力が前提条件となる」と言っております。
例の「思考力」「活用力」の話ですね。今や世界的な話となっているその力・・・
どうしたら、身につくんでしょうか。。。
やはり、アウトプットする事でしょうね。
アウトプットと言っても、記述するだけじゃなくて喋る事も含みます。
そして、それを第三者に評価してもらう事、別に立場の上の方々、例えば先生方からだけではなく、同レベルの同級生からの評価も有意義だと思います。
そう考えると、手法論としてはやはり、AL(アクティブ・ラーニング)というところへ行き着くのでしょうね。
ではでは。