[2017年5月29日]
こんばんは。
小学校でのプログラミング教育の必修化が決まってから、ここ昨今、色々な話題が出てきていますが、その中でも多いキーワードは、「思考力」と「活用力」・・・確かに!ですが・・・
もっと先駆けて大事なものがあるのですが、その言葉を目にする事があまりないような気がします。
それは「発想力」!
これがプログラミングの醍醐味なんですよね!
例えば、こんなテーマがあったとしましょう・・・
「このロボットを使って、自由自在に動かしてみましょう!」
まず、プログラミングでどうやって動かせば良いかの前に・・・どんな動きをさせようか?・・・という「発想力」が大事・・・いや必要となります。
次に、「このロボットを使って、前進・後進を10回繰り返す動作を実現しましょう!」
という様に、実際の動きは決められていて、あとはどうプログラミングをすれば良いかが問われる時・・・実はプログラミングの段階でも「発想力」は大事なんです。
以下に、プログラミング例を日本語で2例挙げます。
プログラミング例その?:
{
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
5秒前進
5秒後進
}
プログラミング例その?:
{
以下の動作を10回繰り返す
{
前進
後進
}
}
はい、皆さん?と?比べてどちらかがお好みですか?・・・いやいや・・・どちらが効率的ですか?
大多数で?と答える方々が多いと思いますが、それは、出来たプログラムを見るからそう判断出来るのです。これ「判断力」。
そうじゃなくて、「5秒前進・5秒後進を10回繰り返す。」
というお題があるだけで、どうプログラミングするかは、本人まかせ・・・そうなった場合は、?は誰でも直ぐに発想できると思いますが、問題は?が発想できるか?というところが問われてきます。
この様に、「発想力」も「思考力」の一部であるとか、?の「発想力」も命令文という知識ベースからの「活用力」であるという事も言えなくはないですが、あえて「発想力」という力を強調して育んで欲しいものです。
その方が楽しく学べます!
ではでは。