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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2018年3月26日]

思考力はどうしたら高まるの?

おはようございます。

だいぶ暖かくなってきて、
この町もそろそろ桜が咲きそうですね。。。
楽しみです。

さて、今日のお題は「思考力はどうしたら高まる?」ですが、
今・・アクティブ・ラーニング、反転授業、・・・グループディスカッション等々色々な言葉を耳にしているかもしれません。。。
どれも有力なものだと思いますが、今一・・・何か肝心なものが議論されていない様な気がしていて、しっくりこないんです。
それらは、マクロ的な方法や手段であって、生徒本人の思考力を高める為の道を開く事は出来るが、実際に思考力が高まるかは、本人の取り組み方や意識と言ったミクロの世界によると思うのですが・・・どうでしょう。。。また、それは、意識改革であったり、ちょっとした心がけというもになるかと思いますね。
つまり「心の世界」。
そこで最近、生徒達と接していて強く感じる事は、昔の子供達と比べて、あまり物を考えようとしなかったり・考えても思考手段を駆使しない傾向が強いという事。
色々と便利な物が普及し過ぎて、考える必要性が少なくなったという弊害なんでしょうね。。。
実際には、こんな事例が・・・時より物を考える&整理する力をつけさせる為に、難しい問題をノーヒントで時間をとって解かせたりしますが、8割〜9割ぐらいの子供達は、ただただうーうー唸っているだけ・・・その挙句降参。。。いわゆる手も足も出ない難問というやつなのですが、そこで私が言う言葉は・・「なぜ手を動かさない?」「だってまったく分からないんだもん・・・」「式や答えをいきなり書きなさいと言っているのではなく、合っている/あっていないにも関わらず考えた事を紙に書いてごらん・・・絵でも良いし、メモ書きでも、図形でも・・」という感じでとにかく考えた事をアウトプットさせます。これが思考のスタートとなります。
そしてその後は、それを繰り返えさせてアウトプットを整理させるという流れになります。まさしく試行錯誤です。
とても難しい指導ではありますが、今後も続けていこうと思っていますね。
ではでは。