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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2018年4月6日]

図を描くご利益

おはようございます。

春期講習も間もなく大詰めを迎えようとしておりますが、
私も中受の生徒を相手に奮闘中ですっ!
特に新小5のAくんは、ほぼ毎日2時間続きの算数の授業!
かなりヒィヒィ言っていますが・・・笑
ちょうど今は4年生の復習の「分配算」をやっている最中です。
例の「線分図」を何本も描いて解くやつなんですが、どうしても本人は、おっくうがって線分図を描こうとはせず、頭の中で考えていきなり筆算を始めます。。。
そして結果は・・・無残!・・・正答率は3割ぐらいといったところです。
私としては、堪忍できないレベルです。。。笑
なのでこう言いました。「線分図と途中式を書かない限り授業は進めないよっ!」
本人は困った顔をして、渋々描き始めはしましたが、この世のものとは思えないほどの芸術的な絵を描いてくれました。エッ!落書き?大笑
もちろん、本人はその図を利用して解くことはできません。。。
なので、徹底的に正確な図(問題が解けるレベル)が描けるまで、何度も問題文を読ませて、書いては消し、書いては消しを繰り返させました。もちろんヒントを与えながらです。
そうすると、図の精度がある程度上がった段階で解き方や答えが見えてくるようになるんですよね。。。
これが「図を描くご利益」です。
大した思考や面倒な計算は必要とはせず、問題文を正確に図に表現できるテクニックがあればいいんです。
あとは簡単な計算をするだけ・・・なので誤答のリスクが低減されて正答率が上がるんです。。。
ではではお試しあれ。