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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2018年9月13日]

式はどうして書かなくてはいけないの?

こんばんは。

あの酷暑が嘘のように涼しい日々が続いていますが、お風邪をひかぬようお気を付けください。
さて、今日は算数・・・特に小学生に教えていて痛感するのは、本当に式を書きたがらない傾向が強いということ・・・大半の理由は「めんどい」からです。実に素直な反応だと思います。
ただ、その必要性というものを段々と分かっていって欲しいのです。
それで、一番良いタイミングは、答えを間違えた時・・・例えば、問題文を読んでいきなり筆算を始めたものの計算量も多く複雑で計算ミスをしてしまうような時、立式して計算を簡単にしてから筆算に入るということを教えていきます。
その方が計算も速く、計算ミスをするリスクが低くなります。。。それを良く実感して欲しいんですよね。。。
具体例で言うと「円周率3.14」が絡む問題、例えば、半径8cmの大きい円の中に半径3cmの小さな円があって、大円と小円が重なっていない部分の面積を求めるような問題の時、解き方としては「大円の面積-小円の面積」になり式としては「8×8×3.14-3×3×3.14」になりますが、ここで3.14を2回掛けるのは、計算ミスのリスクが倍増します。なので、式を「(8×8-3×3)×3.14」と簡単にして3.14を掛けるのを1回にします。
「ほらぁー簡単に解けるでしょっ!」って感じです。
だ・か・ら・式を書く必要があるんです。
ではでは。