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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2019年3月21日]

算数・数学の苦手を克服するには?

こんばんは。

桜がもう少しで咲きそうですね。。。楽しみです。
さて、今日は、算数・数学を教えていて強く思うことをお話ししようかと思います。
まず、算数・数学が苦手な生徒・・・沢山いますよね。。。
特に断トツ一位の分野は、「文章問題」、そしてその次は「図形問題」!、中には「計算問題」という生徒もおりますが、対策し易いというところから、計算ドリルなどを使って比較的簡単に克服できるケースが多いです。
ですが、前者の2つはそうは簡単にはいきません。。。
まず、「苦手」=「嫌い」という等式が成り立っているため、なかなか自ら進んでという風にはならないんです。。。
なのでまずは心をときほぐしていかないといけない訳ですが、そこは色々と話をしてあげて、諭していくしかないです。。。
ご家庭で失敗するケースはここで親子が感情的になるケースですね。。。
そして、その第一関門が突破出来たら、次は「手法論」です。
「文章問題」「図形問題」を苦手とする生徒の大半は、分からない時・・・ずーっと頭の中だけで考えているかそれとも思考停止して
いるかです。つまり分からな過ぎて「手も足も出ない」という状況になります。
ここからが我々の出番になるのですが、その状況に陥った場合、まずは手を出させようと「手を動かしない」と言います。
具体的には、文章題の場合は言っていることを分析するための「キーワードの書き出し」、図形問題では文章が言っている「数値の図への転記」、そしてその後の「補助線」引きというところですかね。
ただ、その「補助線」引きが、またまた関門で手が止まる生徒が多いです。
ここですかさず「分からないなりにどこかにとりあえず線を引いてごらん・・・」とプッシュ。
あとは、ヒントを与えながら試行錯誤を、もちろん手を動かしながらを繰り返していきます。
以上、苦手克服はこのように長い道のりにはなりますが、「急がば回れ」です。。。
ではでは。