[2020年6月11日]
こんばんは。
今日は、久々に教育改革の話題を。。。と思っております。
今年度から学習指導要領が大きく変わり、塾の教材も大幅に変わっています。
まず、今年は「小学生」、そして来年は「中学生」という順番で変わります。
実際に、私も「小学生」を中心に教えているので、実感というか使用感で言うと色々とあるのですが、一番目立つのはやはり「思考力」を要する「記述問題」の登場でしょうか。
今ままで中学受験用教材にしか登場してこなかった「思考力」を要する「記述問題」が受験用途ではない標準版の教材に、普通に登場してきます。
なので、積極的に生徒達にチャレンジしてもらおうと考えています。
ただ気になるのは、その問題の位置づけです。。。
当塾は、学校の教科書に準拠した基礎的な教材の「ワーク」と、もう少し難し目の練習問題が沢山ある「新演習」(塾業界ではメジャーなもの)を使用しているのですが、後者の教材の単元別編ではなく「まとめ問題」、しかもその後半部分に登場してきます。
下手すると教える側が、割愛しそうな場所にあるんですね。。。
確かに難易度的には高いので後ろの方となるのは分かるのですが・・・・
まぁ教える側がきちんとピックアップして解かせるということが肝心そうです。
それらをスキップしていったら、「思考力養成」の教育改革の観点から逸脱してしまいますからね。
ただ時間が掛かることは覚悟しないといけないでしょう。。。
それは、中受の生徒を教えていて実感します。。。
ではでは。