[2020年6月18日]
こんばんは。
やっと、受験コースではない標準コースの小5のAくんが、先日初めて、算数の「記述問題」に取り組みました!
そもそも、「なんでそんなにクローズUpするの?」と聞かれそうですが、政府の教育改革の骨幹に「思考力養成」があるのもそうなんですが、個人的に「本当の教育って、これだよねっ!」、「人にとって社会で生きる為に必要な力って、これでしょっ?」という思いが強いからなんです。。。
それで、Aくんにはまず授業の前に、宿題として出していて、誰の力添えなく自分の力だけで書いてくること!という宿題にしました。案の定結果はメタメタでしたが・・・自分なりに一生懸命書いてくることは大事なことなんです。。。
はい、ここから正答へ導く為のながーーいアプローチが始まります・・・
まず正答?うんぬんの前に日本語になっているか?・論旨があるか?・問題文が言っていることに答えているか?チェックです。。。
ヒントを小出しにしながら、「1ヒントで口頭で解答する」を繰り返していきます。。。
喋ることも大事なんです。そして、ようやく正答が言葉で言えたら、それを手で書いてもらう訳ですが、ここで口で言ったことと書いたことが違う場合が良くあります・・・
なので、書きを仕上げさせるためのヒント出しに入ります。
それが出来て初めて完成でO.K出しをします。
かなり細かくチェックするので、生徒によっては音を上げる生徒もおりますが、ここまでやらないと意味がないんです。今まで中学受験の生徒達に教えていて実感しています!と言うか合格出来ません・・・
でもAくんは辛抱強く頑張りましたよ・・・賛美賛美・・・
ではでは。