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早稲田育英ゼミナール
八王子みなみ野教室

[2022年2月3日]

余事象ってなに?

こんばんは。

今日は、社会生活でも役に立つものの考え方の1つをお話ししようかと思います。
最近小6達に教えていた「場合の数」でも良く登場するものの考え方、「余事象」です。
その名前が登場するのは、実は中学なのですが、考え方自体は小学生のうちに使っていきます。
例えば、「5人から3人を選ぶ場合の数」を考える時に、その相反する事象
「5人から2人を選ばない場合の数」に置き換えて考えるやり方です。
「場合の数」としては、前者も後者も同じになります。
3人を選ぶやり方より2人を選ばないやり方の方が各段に簡単できます。
具体的には、チーム対抗の総当たり戦などで良く使う表を使って、2つの組合せのパターンやその数を求めて解いたりします。
と説明すると「おーなるほど、そっちの方が簡単だなー」皆理解してくれるんですが、「5つから3つを選べ」と言われて、意識がそっちへ集中してしまい、相反する事象(5つから2つを選ばない)があることに気がつかないケースが多いです。
簡単に言うと「逆転の発想」ですかね。。。
これを、常に持っていると社会生活でも結構役に立ちますよ。。。
ではでは。