[2023年6月15日]
こんばんは。
今日は、「こども基本法」施行後の気になる動きをご紹介しようかと思います。
「こどもたち」が物申す!・・・という形で、文科省にある提言をいたしました。その内容は以下です。
?子どもの声を聞く仕組み作り
?「内申書」の廃止
?高校の義務教育化
どれもこれも大テーマという感じですが、
まず?は直ぐにでも取り掛かって欲しい内容です。「権利保障」と言いながら、この仕組みがなければお話しにならないですからね。。。
次に?ですが、理由は「序列化を招く」「子どもの興味関心や主体的な学びに悪影響を及ぼす」というもの・・・なくなるのがとても理想的なことではありますが、かなり難しい問題です。
まず評価をするという制度は、社会の仕組み上無くならないと思いますので、こども主体的な学びという観点で学ぶものの選択肢を多く設けるなどの対策ですかね。
そのように何か枠組みがないとただ主体的な学びを尊重と言っても、そもそも学ぶものは与えられるものという意識の文化が長いので、「さぁーご自由にどうぞ!」と言われても、逆に何を学んで良いかが分からないかと思います。
あとは、評価する側がその多様化した学びをきちんと公平に評価できるか?が問われてくると思います。
とにかく、方向性は大いに賛成なのですが、ただの「廃止」だと「秩序」を失うので危険です。
最後に?ですが、これはお国の財政次第だと思います。少子化対策においてビックインパクトになると思いますけどね。。。
ではでは。