[2023年10月12日]
こんばんは。
算数・数学を教えていて「つくづく思うシリーズ」!
第何弾かは覚えておりませんが・・・今日は「分数」のお話し。
とにかく、「分数」が苦手な生徒が多いのと、そして苦手さが相まって嫌いな生徒が多いです。。。別に嫌いでもないけど・・・という生徒でもミスをしやすい部分です。
大人になると、殆ど「分数」に縁がなくなり、それこそ「分数の割り算」なんて・・・もう記憶の彼方となってしまうんですけどね。。。
じゃー苦手・嫌いの原因は・・・と言うと、ズバリ面倒だからです。
小学生がまずぶち当たるのは、「通分」「約分」、特に「約分」はし忘れたり、まだ「約分」できる状態で答えたりすると・・・×にされてしまいます。
そして、中学生の大多数がハマルのは、「分子」に文字式を含んだ分数の引き算で、その分子の文字式の符号を変えることを忘れてしまうというケース・・・例えば分子が「x-1」という分数を引く場合、通常、問題では分数のバー左横に「-」(マイナス)があるだけで、分子の「x-1」に()が付いていません。。。
実はここが「ハマリポイント」で、結構皆分母を払ったあと、「-x-1」とやってしまうんですよ。。。
これが分子に()が付いていたら、マイナスが分子の文字式の全体にかかるということに気がつくのですが、数学のルールでは()は特に書かなくて良いことになっています。
実は、問題を作る人達は、そこを狙ってくるんですね。。。
まぁ真に理解しているかの追求なので悪い訳ではないのですが・・・で正解は「-x+1」となります。
なので、生徒達には「分数の引き算が来たら・・・・だかね。」と耳にタコが出来るぐらい言ってますかね・・・大笑
ではでは。